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IPOにおいて監査法人が必要なのはなぜ?どんな役割がある?

IPOを行う際には、監査法人による監査が必要になります。

そのため、IPOを行う前から監査法人とのやり取りを行っていくことが重要になってきます。

では、なぜIPOにおいて監査法人が必要なのでしょうか。

本稿では、IPOにおける監査法人の役割も含めて解説していきます。

IPOに監査法人が必要なわけ

IPOにおいてなぜ監査法人が必要なのかについて、まず一つ目が上場時に財務諸表の監査が必要になるという点が挙げられます。

上場時には上場申請期、その前期、その前々期の3期分の財務諸表の監査が必須となります。

そして、この監査を受けて上場をした後も四半期レビューと期末審査を受ける必要があり、監査法人は切っても切り離せないものになっています。

 

この理由としては、監査法人を入れることなく上場ができてしまうと投資家が監査なしの財務諸表を見て信憑性があるのかどうかが判断できなくなってしまうことにあります。

その結果、市場のゆがみが生じてしまうことになるため、公認会計士によって構成された監査法人の監査を必ず受けないといけないことになっているのです。

 

上場を行うとその後も定期的に監査を行っていくため、長く付き合っていく監査法人の選定は十分留意しなければなりません。

監査法人の役割

それでは、監査法人はどのような役割を果たすのでしょうか。

まず先ほどもあげた監査に関して、になります。

監査に関する業務を監査証明業務といい、これは企業の決算書や財務諸表が正しくつくられているかということを監査することを言います。

監査証明業務の中には、金融商品取引法や監査金融商品取引法に基づく監査や会社法による監査などがあげられます。

 

もう一つの役割としては非監査証明業務となります。

具体的には、監査以外でのクライアントの課題解決のアドバイス業務ということになりますが、IPOにおいてはこれをショートレビューといい、実際に監査に入る前の問題点や上場までの課題点を洗い出したレポートを作成したり、国際会計基準の導入支援などを行っています。

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